【トライアウト】チェコのジャッジ　マレク・フルプはけがのため不参加　巨人から戦力外通告
フルプ 画像（1枚）

◆エイブルトライアウト（１２日・マツダスタジアム）

　トライアウトが開催される。巨人から戦力外通告を受けたマレク・フルプ外野手はけがのため不参加となった。

　フルプはチェコ代表として２３年ＷＢＣに出場。右の大型外野手で「チェコのジャッジ」と称され、侍ジャパンとの試合では佐々木朗希投手（現ドジャース）から二塁打を打って注目を集めた。

　米独立リーグを経て昨年９月に育成選手として巨人に入団。故障者が続出していた今年７月１２日に緊急支配下登録された。夢の支配下をつかんで１軍登録され、スタメン出場も果たしたが２試合で計５打数無安打。同１３日のＤｅＮＡ戦（横浜）でスイングした際に左手首を負傷。「左手有鉤（ゆうこう）骨骨折」と診断されて手術を受け、支配下登録直後に離脱の悲劇となった。その後は懸命にリハビリを続けていたが１軍再昇格はなかった。１０月には実戦復帰しみやざき・フェニックスリーグに参加していた。

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