レッドソックスのブレスローGMは11日(日本時間12日)、吉田正尚外野手がシーズン終了後も引き続きボストンに残留し、フェンウェイ・パークを拠点としてトレーニングを継続していると語った。昨年は右肩手術のリハビリ段階で、メディカルスタッフのサポートのもと、年末年始以外は日本に帰国せず、本拠地でトレーニングを行った。

現在、右肩は「全てがクリアな状態」と健康体を取り戻したが、引き続き、米国を拠点にオフを過ごしている。

 同GMは、WBC参加について「本人とはまだ話していない」としたが、シーズン終盤の9月からプレーオフにかけて活躍した吉田は、大舞台での勝負強さを証明した。

 また、レ軍の日本人スタッフは、全員来季も残留が決まった。高橋真彩アシスタント・トレーナー、百瀬喜与志コンディショニング&強化コーチ、内窪信一郎マッサージ・セラピスト、山口雄太郎通訳の4人について「皆、残る」と同GM。近年は、ドジャーズを筆頭に、日本人選手が西海岸拠点の球団と契約する傾向があるが「過去に日本人選手が多く活躍した実績があり、環境という意味でも、受け入れ体制が整っている」。優秀な日本人スタッフも、日本からのポスティング組み争奪戦でのレ軍のアピール材料となりそうだ。

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