12日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・午後1時55分)では、2022年に北海道知床半島沖で乗客、乗員26人が死亡・行方不明となった観光船沈没事故で業務上過失致死罪に問われた運航会社・知床遊覧船の社長・桂田精一被告(62)の初公判がこの日、釧路地方裁判所で開かれ、弁護側が起訴内容を否認、無罪を主張したことを報じた。

 船に乗っていなかった桂田被告が事故を予測できたか否かが裁判の争点であることについて、コメンテーターで出演の元阪神で野球評論家の赤星憲広氏は「辞められた船長の話にもありましたけど、こういう所、特別な場所なんですよね。

海の流れとかそういう面も含めて」と事故現場が非常に難所とされていたことに言及。

 「(船長に)経験があるかないかっていうのはすごく大事な要素の部分だと思うんですよ」と続けると「経験者が引き継ぐ上で次に船長をやる方にどれだけそういう引き継ぎがしっかりできていたのかどうか、それをこの社長がしっかりやっていたのかどうか。もちろん社長も経験がない方なので、なかなかそういうところに手が回らなかった…。ただ、人を乗せる以上はそういうところをしっかりやっておかなければいけないところだと思うんですよね。それをしてなかったというところの時点でおかしいというか、問題はあるんじゃないかと僕は思いますけどね」と話していた。

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