大相撲九州場所4日目(12日・福岡国際センター)

 新関脇・安青錦(安治川)は、小結・隆の勝(常盤山)を押し出し、4連勝を飾った。低い姿勢から終始押し込み、隆の勝に反撃を許さなかった。

 快進撃が続いている。新入幕から4場所で、いずれも11勝を挙げているが、その勢いは衰えない。前日は、東前頭筆頭・伯桜鵬(伊勢ケ浜)に押し込まれ、捨て身の首投げで勝利。「あまり出したくない技。できれば最後にしたい」と反省したが、ピンチに陥ってもレスリング仕込みの技がとっさに繰り出せるのも強さの秘密だ。成績と内容次第では、大関昇進の機運が高まる可能性は十分ある。

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