巨人の育成・吉村優聖歩投手が12日、台湾で行われる「2025アジア・ウィンター・ベースボール・リーグ」(15日開幕)に参加するため、坂本達、宇都宮、相沢とともに成田空港発の航空機で出発した。

 吉村は育成3年目の変則サイド左腕。

今季は3軍を主戦場としたが、秋季キャンプでは阿部監督から熱血指導を受け、プレートの踏む位置を一塁側から三塁側に変え、チェンジアップの握りを5本指から3本指に変えるなどの助言を授かった。

 台湾でもその教えを継続しながら、実戦の中で“左キラー”としての能力を磨くプラン。「クロス(左打者の外角)のボールを投げきることを一番にやっていきたい。いつもと違う環境にもしっかり対応して、実戦で課題もつぶしながらトレーニングに励んでいきたい」と力を込めた。

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