◆第50回社会人野球日本選手権大会▽決勝 ヤマハ2―1日本生命(12日・京セラドーム)

 決勝が行われ、ヤマハ(静岡)が日本生命(大阪)との接戦を制し、8大会ぶり2度目の優勝を果たした。

 0―0の5回1死満塁、コーチ兼任の矢幡勇人左翼手が右前適時打を放ち2点を先制した。

投げては、エース左腕の佐藤廉投手が11安打を浴びながら1失点で9回完投。全5試合のマウンドに立ち、最高殊勲選手に輝いた左腕は、「最後にマウンドにいるのが憧れだった」と喜んだ。

 敢闘賞は日本生命の中津大和中堅手、首位打者は打率5割をマークしたNTT西日本(大阪)の水島滉陽内野手、打撃賞はヤマハの相羽寛太遊撃手が受賞。1回戦でJR西日本に完全試合を達成したホンダ鈴鹿(三重)の井村勇介投手には特別賞が贈られた。また、応援団コンクール最優秀賞にミキハウス(大阪)、優秀賞にJR東海(愛知)が選出された。

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