全米野球記者協会(BBWAA)の投票によるサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)が12日(日本時間13日)、MLBネットワークの番組内で発表され、ナ・リーグはパイレーツのポール・スキーンズ投手(23)が全30票の1位票を集めて初受賞となった。最終候補3人に入っていたドジャース・山本由伸投手(27)は選出されず、日本人初の快挙を逃した。
23年のドラフト1巡目(全体1位)でパイレーツ入りした怪物右腕のスキーンズ。昨季メジャーデビューすると23登板で投球回は133回で規定投球回に届かなかったが、11勝3敗、防御率1・96の成績を残して新人王に輝き、サイ・ヤング賞投票でも3位に入った。
今季は32試合に登板して10勝10敗ながら、防御率1・97は両リーグトップ。216奪三振はリーグ2位タイ、WHIP0・95は同1位、被打率・199は同4位と圧巻の成績を残し、デビューから2年目にして初の栄光を手にした。
スキーンズは強打者との対戦でも好成績を収め、両リーグでMVPの最終候補に残った6人に対しジャッジ(ヤンキース)は1打数無安打、ローリー(マリナーズ)は4打数1安打、ラミレス(ガーディアンズ)は3打数1安打、大谷(ドジャース)は11打数2安打、シュワバー(フィリーズ)は6打数無安打、ソト(メッツ)は3打数無安打だったことも番組内では紹介された。
山本は30登板で12勝8敗、防御率2・49の成績を残し、防御率2・49はスキーンズに次ぐ同2位、被打率・183は同1位など多くの部門で上位に入ったが、日本人初の快挙とはならなかった。ポストシーズンでは5勝を挙げるなど大車輪の活躍を見せ、ワールドシリーズMVPにも輝いたが、ポストシーズンの成績は対象外。日本人初受賞は来季以降にお預けとなった。










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