米放送局の「FOX スポーツ」(電子版)は12日(日本時間13日)までにFA市場で注目される選手の移籍候補球団を特集し、ヤクルトからポスティングで移籍を目指す村上宗隆内野手(25)の候補先にはマリナーズカブス、ヤンキースの3球団を挙げた。

 マリナーズは「ワールドシリーズまであと1勝だったマリナーズだが、スタメンの3分の1がこのオフにFAとなる。

勝ち続けるためには、村上と長期契約する可能性がある」とした。今季はシーズン途中に三塁手のスアレスを獲得したがFA。「ポスト・スアレス」としての期待がかけられ、スアレスが残留した場合にも一塁を守るとした。

 鈴木が在籍するカブスは、右翼の強打者・タッカーがFA。今オフのFA市場の目玉となっており、ハイレベルな争奪戦が予想される。村上は左の強打者とあって「タッカー資金を投じて、村上を獲得する選択肢もある」とした。ブッシュ、鈴木、クローアームストロング、ハップら強打者がそろっていることで適応に時間がかかっても問題ないことも指摘。三塁手はショーが今季台頭したが、村上獲得となればトレード要員になる可能性も指摘した。

 ヤンキースは「ジャッジが抜けたらどうなるか」と、ジャッジ頼みの打線に村上が加わることで打線に厚みがもたらされるとした。さらに三塁の守備に不安があった場合は、ライスの捕手起用を増やして一塁で起用するプランもあるとした。

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