来季、J2降格が決定している新潟は13日、6月から指揮を執る入江徹監督(48)が、今シーズンをもって退任することが決定したと発表した。後任監督は「決定次第お知らせする」としている。

 入江監督は、6月22日付けで契約を解除された前監督の樹森大介氏の後任として指揮を執ったが、6月25日の川崎戦以降、4分け12敗と成績が振るわず、J2降格となっていた。

 入江監督はクラブを通じて「このたび、今シーズン限りでトップチームの監督を退任することとなりました。これまで、本当に多くの方々に支えていただきながら戦ってまいりましたが、皆様のご期待にお応えすることができず、このような形でシーズンを終えることになってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。心からお詫び申し上げます。選手・スタッフはここまで、日々全力で勝利を目指し、持てる力を出し切ろうと常に努力を重ねてくれました。彼らの真摯(しんし)な姿勢に心から感謝しています。そして、チームの指揮を任されている監督として、その力を十分に結果に結びつけられなかったことに、大きな責任を感じています。今シーズンの残り2試合は、どんなに厳しい状況にあってもクラブを支えてくださった皆様に、少しでも闘志が伝わるよう、全力を尽くして戦います。これからも、アルビレックス新潟を応援してください。よろしくお願いいたします。熱く、温かい応援、本当にありがとうございました」とコメントした。

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