サッカー日本代表の森保一監督は13日、国際親善試合ガーナ戦(14日・豊田ス)に向け、愛知・豊田市内で前日会見を行った。

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 森保監督はガーナ戦のスタメン選考について「まだ確定しているわけではない」と前置きし、会見後に行われる最終トレーニング後に決定する方針を示した上で「ブラジル戦のスタメンが中心」と語った。

 指揮官は「必然的に1人は代わる」と話し、今活動招集外のGK鈴木彩艶のポジションが代わることだけを明言した。

 ブラジルに3―2で歴史的勝利を挙げた10月の対戦では先発した南野拓実、中村敬斗、上田綺世がゴール。堂安律久保建英鎌田大地佐野海舟らがスタメンに名を連ねた中、0―2から試合をひっくり返した。

 指揮官は「ブラジル戦は親善試合。公式戦の中で、W杯の舞台で対戦した時に勝てる力をさらにつけなければいけない」と力を込め「過去の勝利が次の勝利を約束してくれるものではない」と気を引き締めた。

 ◆10月ブラジル戦スタメン GK鈴木彩艶、DF渡辺剛、谷口彰悟、鈴木淳之介、MF佐野海舟、鎌田大地、堂安律、中村敬斗、久保建英、南野拓実、FW上田綺世

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