大学、高校の秋の日本一を決める第56回明治神宮大会が14日、神宮球場で開幕する。13日には開会式が東京・渋谷区の明治神宮会館で行われた。

全国の地区大会を勝ち上がった大学11校、高校10校が出場。ともに決勝は19日の予定だ。高校の部の優勝校が所属する地区は、来春センバツで「神宮大会枠」を得ることになる。

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 歴代最多となる優勝7度を誇る名門・明大が、3年ぶりの頂点へ照準を絞った。

 ロッテのドラフト2位、エース左腕・毛利海大(4年=福岡大大濠)は「いい緊張感の中、開会式を迎えることができた。一戦必勝で優勝を目指して頑張りたい」と闘志を燃やした。

 正捕手で西武のドラフト1位・小島大河(4年=東海大相模)も「個人としては、4年間の集大成を見せるパフォーマンスが出せれば。後輩にも、何か残せたらなと思っています」と大学最後の公式戦へ瞳を輝かせた。

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