初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰する「ストロングスタイルプロレス」(SSPW)は13日、都内で12月4日に後楽園ホールで開催する「ストロングスタイルプロレスVol.37 ―THE 20th ANNIVERSARY― 20周年記念大会」への記者会見を行った。

 会見に出席した佐山は、今大会に「今回のメンバーを見てもウチは総力戦に入ってます。

このメンバーを見て何か野球のワールドシリーズのメンバーを思い出します。優れた選手たちがこんなにそろって最後の締めを飾るには、ふさわしい選手。9回の裏、全試合を真剣に注いで闘う姿…これこそ集大成の一部だと自覚しています。その意味ではふさわしい試合が全部そろって、自信を持ってファンのみなさんにストロングスタイルをささげていく試合です。全試合がそうだということ。それを期待しています」と明かした。

 さらに、来年は、1976年5月28日に新日本プロレスでデビューしてから格闘生活「50周年」、さらに1981年4月23日に蔵前国技館でのダイナマイト・キッド戦で初代タイガーマスクが誕生してから「45周年」の記念を迎える。プロレスラーとして日本列島を熱狂させ、格闘家としては、総合格闘技の礎となるルール、試合形式、さらには数多くの選手、指導者を輩出し世界の格闘技に絶大な貢献と功績を残してきた。

 メモリアルイヤーへ佐山は「プロレスにおいては、世界をリードしていくそれには道場を作りたいと思います。素晴らしい選手を育てていきたいと思っています」と誓い「格闘技の方としては、来年また大きな発表があります。そこまで今、必死になっています」と新たな構想を披露することを明かしていた。

 ◆12・4後楽園決定済みカード

 ▼タッグマッチ 30分1本勝負

船木誠勝、デイビーボーイ・スミスJr. vs 黒潮 TOKYO ジャパン、関根“シュレック”秀樹

 ▼SSPW認定世界タッグ選手権試合 60分1本勝負

スーパー・タイガー、竹田誠志 vs 村上和成、高橋“人喰い”義生

 ▼タッグマッチ 30分1本勝負

永田裕志、間下隼人 vs 藤田和之、ケンドー・カシン

 ▼6人タッグマッチ 30分1本勝負

ザ・グレート・サスケ、タイガーマスク、ハヤブサ vs 日高郁人、政宗、阿部史典

 ▼6人タッグマッチ 30分1本勝負

ジャガー横田、Sareee、彩羽匠 vs NORI、MIRAI、宝山愛

 ▼シングルマッチ 15分1本勝負

藪下めぐみ vs 志真うた

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