◆第78回全日本バレーボール高校選手権大会 北海道代表決定戦 ▽男子準決勝 東海大札幌2―1北海(14日・北ガスアリーナ46)

 高校総体を制した東海大札幌が、フルセットの熱戦を制し決勝に進出。来年1月5日に開幕する全日本高校選手権(春高バレー、東京体育館)へ、2年ぶり50度目の出場を決めた。

 第1セットを危なげなく取ったが、第2セットは中盤に大きくリードを奪われる展開。連続サービスエースなどで追い上げたが、23―25で落としフルセットにもつれ込んだ。

 それでも第3セットは高津戸和馬主将(3年)らの高さのある攻撃で圧倒し、2年ぶりの春高切符をつかんだ。

 松田修一監督は「自分たちの心の弱さが出た試合。1試合の中で抜けるところがずっと出てきた」と厳しく指摘。50度目の出場には「半世紀分の出場はOBの方々のお力があってのこと、感謝しています」と話していた。

編集部おすすめ