テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は25日、高市早苗首相が物価高への対策として大規模な経済対策を21日に発表したことを特集した。

 高市政権が閣議決定した経済対策は、総額21兆3000億円規模。

今回の対策では、物価高対策「約11・7兆円」。危機管理・成長への投資「約7・2兆円」。防衛・外交力強化「約1・7兆円」の大きく3つを行うことをスタジオでは伝え、経済効果として実質GDPを2024年度の557・5兆円から今後、3年間で24兆円程度押し上げるとしたことも報じた。

 また「物価高対策」として来年1~3月に電気・ガスを1世帯あたり7000円程度補助。18歳までの子どもがいる全世帯に子ども1人あたり2万円支給することなどをスタジオでは伝えた。

 番組では、21日に高市早苗首相は「日本が今行うべきことは、行き過ぎた緊縮財政により国力を衰退させることではなく積極財政により国力を強くすること」と述べたことを伝えた。

 この首相の発言についてコメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「『積極財政により国力を強くする』っていうふうに総理おっしゃっているんですけど、借金してばらまいて…」とし「で、ばらまきっていうのが何か?というと、僕は自分の中で言葉の定義としては、対象を絞らないで経済対策打つっていうことは、僕は、ばらまきだと思っているんです。減税にしろ給付にしろね。だから、借金してばらまきをしてどうやって国力強くなるんですか?」と疑問を投げかけた。

 続けて「逆に言えば、アベノミクスになって以降、結果としてどういう結果になっているかと言えばですね。例えば日本の国際競争力、24位とか21位だったのが今、ずっと下がって38位です。ここまで下がりました。

それから1人あたりGDP。これも順位は18位とか20位ぐらいだったのが今、40位です。結果としては、こうなんです。だから国力は上がっていないです。むしろ下がっています」と指摘し「国力は、例えば日本のGDP全体は増えているでしょ?と言っても相対的なものですから。日本の増えるよりもそれ以外の国がもっと増えてたら相対的な順位は下がるんですね。そういう意味で言えば、日本の国力はずっと下がっています。アベノミクス下でもずっと下がっています。それをもってアベノミクスみたいなことをさらにこれからもやろうとするのは僕は考えられないですね」と指摘していた。

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