◆アジア・チャンピオンズリーグエリート ▽第5節 江原1―3町田(25日、韓国)

 J1町田は敵地で江原(韓国)に3―1で勝利した。アジア・チャンピオンズリーグエリート(ACLE)の5戦を終えて勝ち点8とした。

 22日の天皇杯優勝から3日。初タイトルの余韻も冷めやらぬ中、同大会決勝からFW相馬勇紀、DF昌子源ら先発を6人変更。中2日の疲労を考慮して、メンバーを入れ替えた。前半24分、FWナサンホのシュートが相手に当たり高く上がると、MF増山朝陽がエリア右から中央に折り返す。MF仙頭啓矢が頭で押し込み、先制点を手にした。

 勢いは止まらない。同28分にはMF下田北斗がエリア手前右の位置のFKから直接狙うと、美しい軌道を描いたシュートはゴール右へ吸い込まれた。さらに同39分、FWオセフンが仙頭からパスを冷静に沈めて3点目。母国のチームからACLEでの初得点を決めた。

 後半は前半の展開から一転、相手にボールを持たれる時間が長くなり、攻めあぐねる時間が続く。後半10分には1点を返されるが、相手の攻撃をはね返し続け、逃げ切った。この試合で得点した選手はいずれも天皇杯決勝でベンチ。

仙頭、増山、下田はいずれも出場の機会を得られなかったが、アジアの舞台で躍動した。

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