ドジャース大谷翔平投手(31)が25日(日本時間26日)、オンライン取材に応じ、自身の精神力の秘密を明かした。

 大谷はポストシーズンで、フィリーズとの地区シリーズでは4試合で18打数1安打の本塁打なし、打率5分6厘。

チームは3勝1敗でナ・リーグ優勝決定シリーズへと駒を進めたが、ブレーキだった。ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ2戦を終えた会見では、大谷の打撃不調と二刀流での負担を関連づけるような質問が現地メディアから次々に投げかけられた。大谷は「そうではない」などと何度も否定。すると先発した2日後の第4戦では3本塁打、10奪三振という圧巻のパフォーマンスを見せた。

 周囲の雑音に反骨心を見せたというストーリーにも見えるが、大谷は「そもそもメディアの人にマイナスなこと言われてもあまり気にならない。変な話、聞き流すじゃないですけど、自分が理解していればいいと思う」ときっぱり否定。これまでも誰も歩んでこなかった投打の二刀流ということでいろいろな意見が飛び交っていたが結果を残し続けたとあって「すごく反発したくなるなというのもないですし、すごく賛同したくなるなという気持ちにもならない。聞かれたことにはもちろん答えますけど、深いところで何が必要なのか、何が足りていないのかという理解は自分の中で出来ていればいいのかなというのが根底にはある。あまり気にしないではないけど、あまり自分の中で何を言われたからといって変わることはないと思っています」と説明していた。

編集部おすすめ