浦和のマチェイ・スコルジャ監督が28日、今季アウェー最終戦となる岡山戦(30日)に向けた会見を行った。今季は9月以降の8試合でわずか1勝と失速し、2試合を残して9位。

「今季、アウェーでは2勝しかできませんでした。その数値を少しでも、改善することができれば。アウェーでいい(試合の)スタートを切りながら、失点してパフォーマンスが低下することがありました。そのメンタル面の改善を行う最後のチャンスです」と話した。

 今季アウェーでの勝率はJ1最低の11パーセント。この勝率は、すでにJ2降格が決まった横浜C(17パーセント)、湘南(23パーセント)、新潟(20パーセント)より低い。指揮官はその理由について、理由はひとつではない、と前置きしながら「何が何でも試合に勝つ、というハングリー精神を、私が構築しきることができなかった。今季の私の仕事で、満足していない部分です」と悔やんだ。攻撃面に置いては「勇気を持ってプレーすることがもっとあってもよかった」と続け、失点をきっかけに崩れる試合が多かったことを「それぞれから出るパワーやエネルギーみたいなものが欠けていた」と分析した。

 今季は7月に米国でのクラブW杯に参加。1次リーグ3連敗で敗退したが、インテルやリバープレートなど、世界の強豪との対戦を経験した。その後、Jリーグでは「安定性に欠けるようになった」とスコルジャ監督が感じたように、個々のコンディションにもばらつきが生まれ、“クラブW杯後”は連勝は1度(2連勝)のみ。

指揮官は「これを経験として生かし、教訓としないといけない。成功を収めるためには、クラブ全体で同じ方向性、エネルギーを持って進むことが必要」と説いた。

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