神奈川県高野連主催の「第6回野球であそぼうin横浜スタジアム」が29日、横浜スタジアムで行われ、ロッテからドラフト3位で指名された奥村頼人投手も参加した。

 甲子園で活躍した奥村の前には、サインをもらおうという少年少女が列をなした。

列は1時間近く途切れなかったが、奥村はイヤな顔ひとつせずに笑顔で対応。「僕、どんなものにも書こうと思っていて」と明かすと、その理由を続けた。原風景は2017年。西武のキャンプを見学したときだという。「新人だった今井選手にゴミみたいな紙に書いてもらって、ずっと家に飾っていたんです。そこからどんなものにも書こうと思っていたので」。色紙でなくても帽子のつばの裏、ユニホーム、グラブにペンを走らせていった。

 今井からもらったサインは今でも部屋に飾ってあるという。この日、奥村のサインをもらった少年が、それを励みに甲子園に出場し、さらにはプロ野球選手になるかもしれない。「あこがれてもらえるような存在になりたいと思うので、しっかり頑張りたいと思います」と奥村。まだ入団前だが、ファンを大切にするというプロの心構えはできている。(秋本 正己)

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