アメリカンフットボール全日本大学選手権 ▽準決勝 立命大42―31早大(29日、スピアーズえどりくフィールド)

 準決勝1試合が行われ、昨季学生王者の立命大(関西2位)が、42―31で早大(関東1位)を破り、2年連続の決勝進出を決めた。第1クオーター(Q)のQB竹田剛(4年)=大産大付=の先制点などアウェーで6タッチダウン(TD)を獲得。

残る準決勝1試合は30日の関学大(関西1位)―関大(関西3位)戦のため、決勝の甲子園ボウル(12月14日)は80回目で初の西日本対決となることが確定した。

 立命大が甲子園へ帰る切符を獲得し、アウェーで喜びを分かち合った。9日の関西学生リーグ最終節で関学大に3―24と完敗したチームが復活を遂げ、高橋健太郎監督(44)は「プライドを折られたが、立て直せて、ここまで来られてうれしい」と、ひとまずは安どした。

 第1Q開始早々、LB酒井大輝(4年)=長浜北=のインターセプトで攻撃権を奪い、27秒で竹田が先制TD。第2Qには竹田のロングパスを好捕したWR木下亮介(4年)=箕面自由学園=が約30ヤードを走り、パス&ランで計74ヤードのTDショーだ。俊足WRは「行ってやろうと思ってました。リーグ戦はフラストレーションがたまっていたので」と胸を張った。

 敵地のハンデを感じさせなかった。この日は、関東在住の保護者の呼びかけで約100人がスタンドに集結。チアリーダー部と吹奏楽部からなる最大約200人の応援団は日程の都合で上京できなかったが、チアリーダー部長・湊さくらさんと応援団長・大西琢路さん(ともに4年)は本隊から外れて上京し、2人で応援席をリードした。酒井は「ホームみたい。背中を押してもらった」と“チーム立命”のサポートに感謝した。

 関学大―関大の勝者と当たる甲子園ボウルは、初の関西対決が確定した。「盛り上げたい。勝って日本一になる」と木下。どちらが来ようと、見据えるのはもちろん連覇だけだ。(田村 龍一)

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