バスケットボール男子 W杯アジア1次予選 日本―台湾(1日、台湾)

 B組で世界ランク22位の日本は同67位の台湾と敵地で対戦し、42―36で前半を終えた。先月28日に神戸で行われた初戦は90―64で勝利している。

1次予選B組には中国と韓国も入り、来年7月までホームアンドアウェー方式で6試合を戦い、上位3チームが突破する。

 日本は斎藤拓実(名古屋D)、渡辺雄太(千葉J)、馬場雄大(長崎)、西田優大(三河)、ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)と第1戦と同じ先発で臨んだ。序盤は相手に3連続で3ポイント(P)シュートを決められるが、西田が負けじと3Pシュートを成功させた。途中から入った富永啓生(北海道)、渡辺雄もシュートを決め、フリースローも沈めるなど、徐々に差を詰めた。残り2分を切ったところで安藤誓哉(横浜BC)がレフトから3Pシュートを決め16―20とした。最後は渡辺雄が3Pを狙うもリングにはじかれ、17―22で第1クオーター(Q)を終えた。

 第2Qはわずか11秒で西田がシュートを決めてスタート。直後に吉井裕鷹(三遠)がディフェンスでファウルを取られ、両手を挙げて不可解な様子も見せた。残り7分となったところで日本はタイムアウトを要求。直後に西田がシュートを決めると、その後も西田がセンターから3Pシュートを決め、27―29に。残り5分を切った際にも西田がこの日3本目の3Pに成功。渡辺雄のシュートで同点に追いつくと、原修太(千葉J)の3Pで初めてリードを奪った。

42―36と6点リードで前半を終えた。西田は4本の3Pを含め、両チーム最多の16得点をマークしている。

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