アラブ諸国が参加するアラブ杯が1日、カタールで開幕した。開幕戦には6万1475人の観客が集まり、パレスチナがカタールに1―0で勝利した。

またシリアはチュニジアに1―0で勝利した。

 FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は「アラブ杯はアラブ諸国の国々を一つに結びつけ、選手、コーチ、そしてサポーターにとって忘れられない思い出となるでしょう。16チームすべてが輝き、エキサイティングな試合を繰り広げるのを楽しみにしています」と話した。また同会長は、22年カタールW杯で建築したスタジアムやインフラを生かし、数々の国際大会を開催するカタールについて「今年のU―17W杯をはじめとする数々の注目度の高いスポーツイベントを開催し、さらに(12月には)FIFAインターコンチネンタル杯も控えているカタールの組織力、情熱、そして温かいおもてなしは、誰の目にも明らかです」と続けた。アラブ杯は12月1日から18日まで、22年カタールW杯で試合が開催された6つの会場で開催され、計16チームが競う。決勝戦は12月18日に、ルサイル・スタジアムで行われる。

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