メッセンジャー黒田有「どうとんぼり神座」収録中に不審な行動？　産業スパイ役の西村和彦「あんたがスパイや！」テレビ大阪特番
特番「テレビ大阪感謝祭２０２５」をＰＲしたメッセンジャー・黒田有（左）と西村和彦（カメラ・田中昌宏） 画像（1枚）

　テレビ大阪の４時間生放送特番「テレビ大阪感謝祭２０２５」（２０日・正午）に再現ＶＴＲで出演するお笑いコンビ「メッセンジャー」黒田有と俳優・西村和彦が３日、大阪市内で取材会に臨み、西村は黒田の役者としての将来性を完全否定した。

　ラーメン店チェーン「どうとんぼり神座（かむくら）」の創業秘話がテーマ。

２人はこの日も早朝から収録を行い、黒田は創業者役。「僕も『神座』くらい大きくなれたら」と大阪の小さな店舗から一大で世界的企業を作り上げた実業家にあやかった。一方、西村はスープの秘密を盗もうとする産業スパイ（？）の男を熱演。「黒田くん（が主演）？　そらアカン！　誰かが脇を固めな…ということで来ました。基本、野放しにしたらアカン人やからね」と出演オファーを受けた理由（？）を語った。

　収録も大阪市内の「神座」店舗で行った。西村は「（黒田はカメラの回っていないところで）やたらスープのテイスティングが多かった。アンタがスパイや！」と主役をイジった。当の黒田も「なんとか（スープの秘密を）当てれないかなと。横で担当の方がちらっと口滑らせへんかな」と、なにがしかのカネの匂いを嗅ぎ取ろうとしていたようだ。

　２人は他局のバラエティー番組で共演して以来、十数年の仲で息ぴったり。だが意外にも飲みに行ったことはおろか、ＬＩＮＥの交換もしていないという。

黒田は「実家の（京都・伏見稲荷の茶屋「にしむら亭」を切り盛りする）お兄さんが僕のことえらい嫌いみたいやから」と家族ぐるみのつきあいが不可能だと吐露した。西村も「あなたのことを嫌いなのは兄だけじゃない！」と対抗。西村は「（黒田の役者としての）将来性ですか。僕はないと思います」とＮＨＫ連続テレビ小説「ブギウギ」にも俳優として出演した黒田のポテンシャルを完全否定した。

　黒田は「大阪おっさんぽ」（土曜・後６時５８分）でＭＣを務め、今夏の「天神祭生中継２０２５」でもＭＣに抜てきされたテレビ大阪の顔。「テレビ大阪さんからすると、ざっと見渡したときに俺が一番ギャラ安いからや。（「天神祭」前任ＭＣの）西川きよし師匠からだいぶ減ったと思う。それで番組一本つくれてると思うんで、それに関しては貢献できてると思う」と今回の特番の制作費を捻出した（？）ことを強調していた。

　「―感謝祭」生放送で、黒田はスタジオゲストとしても出演。ＭＣは同局の前田拓哉アナウンサーと上原美穂アナウンサー。他に「おとな旅あるき旅」（土曜・後６時３０分）の俳優・三田村邦彦、「ＦＵＪＩＷＡＲＡ」原西孝幸＆藤本敏史、タレント・武井壮、ナジャ・グランディーバらも登壇。ＶＴＲゲストは西村のほか、阪神・佐藤輝明内野手、阪神ＯＢ・糸井嘉男氏、「よゐこ有野　この街、攻略しとく？」（金曜・深夜１時１３分）に上原アナとともに出演している「よゐこ」有野晋哉ら。

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