◆プレミアリーグ第15節 リーズ3―3リバプール(6日・エランドロード)

 リバプールの日本代表MF遠藤航(32)が、プレミアリーグに約2か月ぶりの出場となったリーズ戦で負傷した。3―2と1点リードの後半39分にピッチへ。

ボランチに入って試合をリードしたまま終わらせる、クローザーとしての仕事を託された。しかし後半アディショナルタイム6分。CKから日本代表の同僚、リーズMF田中碧に同点ゴールを許し、試合は引き分けに終わった。最後までピッチに立った遠藤だが、試合途中には接触で足をやや引きずる様子も。試合後は右足首を固定し、松葉づえをついてスタジアムを後にした。

 今季ここまで8位と不振のリバプールに置いて、遠藤はこの試合がプレミア5試合目と出場機会が激減。前回プレミアリーグで出場した5日のチェルシー戦でも、後半41分に出場後にチームは同アディショナルタイムに失点して敗戦。遠藤個人の責任とは言えないが、チームの勝利に貢献できない状況が続いている。主将をつとめる日本代表ではマインツMF佐野海舟の台頭もあり、ボランチのレギュラーポジションを脅かされている遠藤。負傷の回復状況が危惧される。

編集部おすすめ