直線で沈んだ人気馬の敗戦にSNSでは悲鳴が上がっている。7日に行われたチャンピオンズカップ・G1(中京・ダート1800メートル)は、単勝オッズ2・2倍の1番人気に推されたナルカミ(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父サンダースノー)が直線で失速。

まさかの13着という結果に終わり、Ⅹ(旧ツイッター)でもトレンド上位に浮上した。

 スタートが速くないナルカミは発馬直後に少し躓き気味になり、いつもより序盤から前に進めなかった。最初のコーナーでは4番手。そのまま4番手で迎えた最後の直線では外からスパートをかけたが、直線半ばで手応えがなくなり、馬群にのみ込まれた。勝ったのは2,3番手で運んでいた3番人気のダブルハートボンドだった。

 同馬は昨年11月のデビュー戦で2着に2秒0差をつける大差勝ち。2戦目こそ7着に敗れたが、その後は破竹の勢いで勝ち続け、前走のジャパンダートクラシックでG1級初制覇。だが、歴戦の古馬が顔をそろえたJRA・G1では勝利を手にすることはできなかった。23、24年にレモンポップで制した田中博調教師は3連覇ならず。戸崎騎手は20年チュウワウィザード以来の2勝目と前日のステイヤーズS(ホーエリート)に続く2日連続の重賞Vを狙ったが、届かなかった。

 1番人気の敗戦にSNSでは「スタートでおわたね」「全く良い所無しで下がっていった」「逆神すぎた」「中京ダメかあ」「どうしちゃったの」「全然あかんかったな」「過剰人気やったな」「沈んでしまったな~」「負ける時は大惨敗かと思っていたので納得」「中京がだめなのかもしれない」「やはり前に行かせて貰えんかったね」「過剰人気だったかね」「怪物だったんちゃうんかい」「精神面の成長待ちやね」「出負けした時点で厳しかった」「来なかったか…」「飛んだのまじかよ」「何があった・・」などの反応が寄せられている。

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