◆陸上 関東学生対校選手権 最終日(24日、栃木・カンセキスタジアムとちぎ)

 男子1部5000メートル決勝が行われ、中大の岡田開成(3年)が13分31秒43(記録は速報値)で優勝した。この種目の日本人優勝は2022年、23年に連覇した順大の三浦龍司(現スバル)以来3年ぶり。

「一番を目標にしていたので、勝てて良かった」と会心の笑みを見せた。残り1周で先頭に立ち、ラスト400メートルを56秒でカバーして後続を振り切った。「日本選手権(6月12~14日)を意識したスパートでした。日本選手権に向けて自信になります」と岡田は力強く話した。

 2位に早大の鈴木琉胤(るい、2年)で13分33秒73が続いた。レースでは先頭を引っ張る時間が長かったが、最後は岡田のスパートに敗れた鈴木は「まだまだ力不足です」と笑顔を交えて潔く話した。

 3位は駿河台大のスティーブン・レマイヤン(4年)で13分36秒30だった。

 関東インカレは1919年に第1回大会が行われ、今年が第105回。1920年に始まり、今年1月に第102回大会が行われた箱根駅伝より歴史は長い。例年5月に開催。各校各種目に3人以内が出場できる。1位8点、2位7点…8位1点が与えられ、対校戦で総得点を競う。

男子は16校の1部、それ以外の2部、大学院生の3部に分けられる。1部の15、16位と2部の1、2位が翌年に入れ替わる。女子はすべての大学が1部、大学院生が2部で入れ替えはない。

 関東の学生長距離ランナーにとって、関東インカレは箱根駅伝に次ぐビッグイベント。男子の1部と2部は短距離、フィールド種目を含めた総合力で決まるため、今年1月の箱根駅伝で3年連続9度目の優勝を飾った青学大、同2位の国学院大、同6位の駒大など駅伝をメインに強化している大学は2部に属する。そのため、長距離種目においては1部と2部はほぼ実力差はない。

編集部おすすめ