◆春季高校野球近畿大会 ▽1回戦 報徳学園(兵庫1位)3―1龍谷大平安(京都1位)(24日・わかさスタジアム京都)

 報徳学園のエース左腕・沢田悠佑(3年)が龍谷大平安打線を6安打1失点に抑え完投勝利を挙げた。

 「めちゃくちゃ緊張したけれど、1、2回と3者凡退に抑え、バッターにもいいリズムを作れたと思う。

真っすぐが良かったです」と沢田。大角健二監督(45)も「(今までは)どこかで崩れることもあったけれど、ロングでも落ち着いて見られました。カーブが決まっていたのでストレートが生きていた」と評価。チーム全体でも「今日はどこが悪かったのかなと、悪いところを探すほうが難しい」と会心のゲーム運びを振り返った。

 8チームが参加、勝てば最大3試合となる近畿大会。「今日は県大会の準々決勝を想定した」と大角監督。早くも甲子園に向けた夏の山場をイメージして選手を鼓舞した。

 沢田は冬場にフォーム改造。投球時の体が横回転するため、コーチから肘を下げるようにアドバイスを受け、サイドに本格転向。最速も3キロ増の139キロとなった。

 チームには最速146キロ右腕の背番号10・江藤達成(3年)、背番号11の谷口哲聖(2年)は最速144キロと好投手が控える。それでも沢田は「自分が投げてチームを勝たすことを思っている。

背番号1は譲りたくない」とキッパリ。夏の甲子園に向けて、背番号1が本気になった。

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