大相撲夏場所千秋楽(24日、東京・両国国技館)

 東幕下29枚目・矢後(押尾川)が西21枚目・安房乃国(高田川)に押し出され1勝6敗で夏場所を終えた。

 花道を引き揚げてきた矢後の表情は冴えなかった。

「今場所は何一つ、良いことがなかったです。次の名古屋では今場所以上の稽古をしないとダメだと思っています」と声も沈んでいた。師匠の押尾川親方(元関脇・豪風)は胸を叩いて「ここが弱いんです」と指摘した。負け越した後の相撲が大事だということはわかっていたが、黒星が増えて相撲が悪くなった。

 北海道・芽室町から両親が観戦に訪れた。昨晩は東京・亀戸で久しぶりの家族団欒(だんらん)の時間を過ごした。家族の後押し、ファンの声援、師匠、仲間の励ましがある限り、下を向いている訳にはいかない。

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