俳優の磯村勇斗が実行委員会代表を務める「第1回しずおか映画祭」の2日目が24日、静岡県静岡市の静岡東宝会館で、しずおかキネマ組「好きだから、いなくなる。」の上映が行われた。

 しずおかキネマ組は、小学生が映画制作を学ぶ試み。

映画「鬼の花嫁」などで知られる池田千尋監督が監督・脚本、森優作が主演を務める「好きだから、いなくなる。」を県内の沼津市、静岡市、浜松市で実施。小学生の参加者が演出部、撮影・照明部、録音部、メイク部、俳優部の5部署に分かれて、作品を作り上げた。

 同県袋井市出身の池田監督は「とっても楽しかった。私たちが教えるというより、子どもたちから大人が教わることも多くて、お互いに成長する場」。今後のしずおか映画祭には「ずっと長く続いて、これから『静岡と言えば、映画だよね』と言われるように、文化が生まれたらいいなと思います」と願いを込めた。

 企画・プロデュースの佐津川愛美は「中学3年の時に初めて映画の撮影現場を経験して、初めて接した大人以外の大人の方々が格好良かった。その気持ちでこの世界に入りました」。自身と重なる経験をした参加者たちに「映画は一人では作れない。誰かと協力して作るもの。この経験を未来に生かしてほしい」と呼びかけた。

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