3歳牝馬で争われるオークス・G1(24日、東京・芝2400メートル)は、5番人気で今村聖奈騎手が手綱を執るジュウリョクピエロ(栗東・寺島良厩舎、父オルフェーヴル)が直線で一気の末脚で樫の女王の座に就いた。今村騎手はJRA女性騎手初のクラシック騎乗で、JRA女性騎手初のG1制覇。

X(旧ツイッター)では、今村聖奈騎手の関連ワードがトレンド上位を占めるなどSNSでは「今村祭り」となっている。

 ジュウリョクピエロはパドックでもイレ込む面を見せるなど不安を抱える状況だったが、スタンド前の発走でもスムーズに16番枠からスタートを切った。道中はいつも通りに後方でエネルギーを温存。1000メートル通過が62秒2のスローペースでも鞍上はじっと馬を信じて最終コーナーを迎えた。直線入り口でも絶望的なポジションだったが、残り400メートルからスパート。馬群を縫うように上がってくると、最後は先に抜け出したルメール騎手やレーン騎手の名手らを退けて、首差で差し切った。上がり3ハロンは最速タイの33秒1。

 すでにジュウリョクピエロは凱旋門賞・G1(10月4日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)の登録も済ませている。寺島調教師は「本当はオークスの結果を見てからにしたかったけど、締め切りが早いので、オーナーの了承を得て、登録しました」と説明。父は2012年、2013年と2年連続で2着だったオルフェーヴル。特に2012年に直線で一度、完全に抜け出した走りは、近年で最も世界の頂点に近づいたレースと言われる

 JRA所属の女性騎手では初めてのG1制覇にSNSでも祝福の声が相次いでいる。「忘れな草賞の末脚は本物だったなぁ」「感動した!完璧な騎乗!」「とんでもないものを見た実感」「本当におめでとうございます」「あそこから割ってくるのもえぐい」「伝説の始まりにすぎなかったってなるといいな」「凄い!!感動した!!」「日本人女性騎手がG1を鮮やかに勝つ日が見れて嬉しい」「日本競馬史に、新たな伝説が刻まれた」「凱旋門賞も獲っちゃえ」「ルメールとレーンという名手2人を抑えてるのも凄い」「やってくれました」「これは競馬界に激震が走りましたね!」「かっこよすぎて感極まってる」などの反応が寄せられている。

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