◆チャンピオンズ&チャターカップ・G1(5月24日、香港・シャティン競馬場・芝2400メートル)

 香港の最強馬ロマンチックウォリアー(セン8歳、香港・ダニー・シャム厩舎、父アクラメイション)がG1・15勝目を挙げた。道中は3~4番手を追走。

4コーナーでは前を行く2頭と差があったが、一歩一歩追い詰め、残り50メートル付近でナンバーズ(Kリョン騎手)をかわして先頭に立ち、そのまま押し切った。勝ちタイムは2分26秒67秒。今季はスチュワーズC、香港ゴールドCも制覇。昨年のヴォイッジバブルに続く史上3頭目の香港3冠を達成した。

 この勝利で1着賞金の728万香港ドル(約1億4657万円)をゲット。戦前ですでに歴代世界最高の獲得賞金54億円超だったが、大きく更新した。

 日本から参戦したディープモンスター(牡8歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ディープインパクト)は3着、ローシャムパーク(牡7歳、美浦・田中博康厩舎、父ハービンジャー)は6着で、王者撃破とはならなかった。

 ダニー・シャム調教師(ロマンチックウォリアー=1着」「ファンタスティック。6歳の時点でそろそろ? なんていう話もあったけど、8歳の今、脚にボルトが入っているのに、このパフォーマンス発揮できていることが、とても素晴らしいと思います。彼は本当の勇者です。ずっと応援してくれている全てのファンにも感謝します」

 ジョアン・モレイラ騎手(ディープモンスター=3着)「最後の寄せられた不利もありましたが、道中で少し噛むような形でリラックスして運べなかったぶん、終いの伸びを欠いてしまったのかもしれません。馬の状態はとてもよかったので残念です」

 ヒュー・ボウマン騎手(ローシャムパーク=6着)「位置取りも理想的で、とてもいい手応えで4コーナーを迎えましたが、そこから手応えの割に反応してくれませんでした」

 田中博康師「状態はよく当日を迎えられました。

折り合いもついて位置取りも理想通りでした。ただ、一回もファイトするところがなく、いつものように自分から勝手にガツンといく感じが最後までありませんでした。いろいろ課題を持って臨んで、折り合い面の心配がクリアされた分なのかもしれません」

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