◆陸上 関東学生対校選手権 最終日(24日、栃木・カンセキスタジアムとちぎ)

 女子1部5000メートル決勝が行われ、大東大のサラ・ワンジル(4年)が最後の直線で驚異の追い上げ。ゴールに飛び込む形でフィニッシュし、2位だった城西国際大のデイジー・ジェロップ(2年)に0秒01差の15分17秒01で悲願の4連覇を飾った。

レース後は喜びを爆発させ「うれしいです。ゴールに飛び込んだのは、初めて」と満開の笑顔を見せた。

 日本人トップの3位には15分43秒90で城西大の本間香(きょう、2年)が続いた。序盤から二人の留学生に積極的に食らいつき、最後まで粘り強く戦った。「タイムは後半の2000メートルがかなり落ちてしまった。もう少し行きたかったですが、安定して15分台が出せていることは、まずは自信になりました」と笑顔で振り返った。

 城西大は昨年、10月の全日本大学女子駅伝と12月の富士山女子駅伝で2冠を達成。本間は1年生ながら全日本の1区で区間新記録の区間賞、富士山の2区で区間新記録の区間賞とチームに大きく貢献した。今季はエースとしての自覚も強く「去年は先輩たちに引っ張ってもらって伸び伸びと走ることができたので、今年はチームのエースとして引っ張っていくっていう気持ちを持ちながら頑張っていきたい」と熱い思いを語る。

 城西大は今年1月、チームを8年間指導した赤羽周平氏の監督退任が発表され、4月から佐藤信之氏が新監督に就任。新チームとしてまだ慣れないことも多いというが、「監督は去年の練習も生かしながら親身に考えてくれている。(学生駅伝)2連覇というところに向けて、一人一人が頑張れていると思います」と本間はチームの雰囲気を笑顔で明かす。

 昨シーズンから結果を残し続け、今年4月の日本学生個人選手権は5000メートルを16分6秒95で優勝。「マークされているって感じるところもあります。でも注目とかがあった方が、気持ち的に高ぶって頑張れます」と頼もしく今大会でも結果を残した本間。チームの柱として、まだまだ結果を追い求める。

 関東インカレは1919年に第1回大会が行われ、今年が第105回。1920年に始まり、今年1月に第102回大会が行われた箱根駅伝より歴史は長い。例年5月に開催。各校各種目に3人以内が出場できる。1位8点、2位7点…8位1点が与えられ、対校戦で総得点を競う。男子は16校の1部、それ以外の2部、大学院生の3部に分けられる。1部の15、16位と2部の1、2位が翌年に入れ替わる。女子はすべての大学が1部、大学院生が2部で入れ替えはない。

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