◆JERAセ・リーグ DeNA1―0ヤクルト(24日・横浜)

 敗れはしたが新たな手応えをつかんだ。ヤクルト・奥川恭伸投手は「最後まで行けてよかったな」と悔しさの中にも充実さをのぞかせていた。

 失点は2回1死二、三塁で戸柱に右犠飛を許した1点のみ。直球は最速152キロを記録。スライダーが切れて、フォークボールが鋭く落ちた。5回以降は一人の走者も許さず8回まで投げきった。21年のCS最終ステージ第1戦で巨人を相手に無四球で完封勝利を挙げたが、シーズンでの完投は初めて。「しっかりストライクゾーンで勝負していこうと思いました」。申告敬遠は1度あったが、四球はなし。「僅差のゲームだと四球がすごく痛いと思うので。そこはよかったかなと思います」とうなずいた。

 4敗目を喫したが、97球でのプロ初完投は大きな収穫になった。「体力的な面で今までほどあんまりキツさを感じなかった。去年より体力的に強くなっているなと実感できたので、これからもしっかり長いイニングを投げれるように頑張りたいと思います」と奥川。

26日からのセ・パ交流戦へ弾みをつける投球になった。

編集部おすすめ