元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(60)が、“炎上上等”な発言でお茶の間のハートをわしづかみにしている。カンテレの情報生番組「ドっとコネクト」(土曜・前11時20分)に出演中。

テレビ朝日系「ザワつく!金曜日」(金曜・後6時50分)でライバル系列局の良さを語るなど、遠慮のないコメントぶりに、ネット記事は「長嶋一茂」の見出しであふれている。カンテレの番組に生出演後、インタビューに応じて意外な“大阪愛”も明かした。(田中 昌宏)

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 4月24日に放送された「ザワつく!」で、カンテレを絶賛した。楽屋で手渡される喫茶メニューに価格の記載がなく「値段が書いてないってことで好きなもの頼めるんですよ」と大喜び。そのままオンエアするテレビ朝日もテレビ朝日だが、それを番宣の材料とするカンテレも一周回ってすがすがしい。

 「東京のキー局にコンビニはあっても喫茶店はないからね。いつもアイスラテだけど、きょう(取材日)はレモンスカッシュを頼んだよ」

 撮影時もカツサンドなどを前にして、肯定的に感じた様子の“大阪の特殊性”。野球人としても思い当たる節があるようだ。

 「大阪に着いてホテルでテレビをつけると、阪神の試合やってるでしょ。そしたら解説の川藤(幸三)さんや岡田(彰布)さんがさ、もう阪神のことをボロクソ言うんだよ。俺『プロ野球ニュース』やってたけど、これ東京じゃありえないんですよ。でもね、すげえ面白いの。

それは本音だから。阪神っていうか、関西ってそういうのが受け入れられるんだよね。民族性っていうか(スタッフ爆笑)。やっぱうれしいわけですよ。俺も本音でずっといきたいから」

 本音でいきたい―。一茂も、川藤さんや岡田さん以上に遠慮のないコメントで大人気だ。テレビでの発言は逐一ネットニュースとなり、それが多くの人に読まれる。つまりネット媒体にとって“数字を持っている”タレントということだ。

 「表面的な、可もなく不可もないコメントをするくらいなら、テレビに出ない方がいいですよ。俺はネットに疎いんだけど、報知さんも記事を上げてくれてるんですね。もう、どんどん上げてください。なるべく炎上するように頑張ってるんですよ」

 本当ですか?

 「今さ、テレビ局はコンプライアンスのハードルが高すぎるからさ。

結局言っても使われないことって、もう言わなくなるんだよね。テレビ局が悪いのではなくて、社会が殺伐となってきてる。昔、カンテレだったら『ドリフ(大爆笑)』とか『(オレたち)ひょうきん(族)』とか、そっち派だったから。あのとき、めちゃくちゃやってたわけだもんね。(「ドっと―」は)生放送だからいいんだけど、収録だとすぐ消されちゃってさ。なんかつまんないなって思うわけよ」(後編に続く)

 ◆長嶋 一茂(ながしま・かずしげ)1966年1月26日、東京都出身。60歳。立大から87年ドラフト1位でヤクルト入団。父・長嶋茂雄さんが監督に復帰した93年に金銭トレードで巨人移籍。96年限りで現役引退。98年NHKドラマ「坊さんが、ゆく」で俳優デビュー。2003年映画「MR.ROOKIE」で報知映画賞新人賞など受賞。

報道・情報番組のコメンテーターや、冠バラエティー番組などへの出演多数。家族は妻と双子の娘。

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