◆ラグビー NTTリーグワン ▽プレーオフトーナメント準々決勝 東京ベイ 26―3 BL東京(24日、秩父宮)

 3季ぶりの優勝を目指すレギュラーシーズン(RS)3位の東京ベイが、2連覇王者でRS6位のBL東京に26―3で完勝。決勝トライを決めたSH岡田一平(32)は「チャンスを見逃さなかった。

今までの積み重ねがあのプレーにつながった」と、喜びをかみしめた。

 苦労人が大一番で輝いた。0―3で迎えた前半15分。敵陣ゴール前、審判がBL東京の反則を取ったことを横目で確認し、素早くスタート。相手守備をかわして飛び込み、逆転のトライ。相手の隙を突いた攻撃だった。「大好きな状況。チャンスだったので、逃すまいと思い切った」と充実の汗。初出場のプレーオフ(PO)で勝利の起爆剤となった。

 守備でも体を張ったプレーで貢献。「守備は僕も誇りを持っている」と岡田。チームに「守るだけではなく、攻めていこう」と声をかけ続けた。

チームは後半3トライを挙げ、計4トライ。相手をノートライに抑える堅守も発揮し、昨季決勝カードを制した。

 この一戦でリーグワン5キャップ(試合)目。4月の三重戦(54〇21)で日本代表SH藤原忍の負傷により、3年ぶり2キャップ目の公式戦出場。途中出場ながら2トライを挙げ、プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に選ばれた。藤原らの離脱もあり、最終18節まで3試合に出場し、大舞台にこぎつけた。活躍の要因を問われると「(仲間が)練習から二重三重の確認作業に付き合ってくれる。特別なことをしてるわけじゃない。チームメート、コーチ陣、スタッフが僕のことを信じてくれてるから」と感謝を口にした。

 負けたら終わりの一戦も「僕の経験が浅いのか(気持ちの)変化を感じなかった」と、頼もしく戦った。次の準決勝ではRS2位の埼玉とぶつかる。岡田は「やっと充実してきた。

あと2試合勝たないと、本当の充実はない」と、優勝に向けて歩みを進めた。

編集部おすすめ