6月8日の水沢競馬12Rで、A級1組による初夏特別が行われた。8頭立てのダート1600メートル戦は、雨により重馬場。

レースの主導権を奪ったヒロシクン(高松亮騎手騎乗)が快調に飛ばし、追いすがるヒューゴに4馬身差をつけて圧勝。単勝1.0倍の断然人気に応えた。

 勝ちタイム1分37秒8はコースレコード。従来の記録だった2007年11月12日にテンショウボスが計時した1分38秒5を0秒7上回り、19年ぶりのレコード更新となった。

 ヒロシクンはJRA在籍時は1勝止まりだったが、岩手に移籍してから素質が開花。昨年のシアンモア記念など重賞7勝を挙げている。祖母は1996年秋華賞を勝ち、ジャパンCで2着に入ったファビラスラフイン。伯父のギュスターヴクライは、オルフェーヴルが3コーナーで逸走したことで知られる2012年阪神大賞典の優勝馬。

 ◇ヒロシクン 父ドレフォン、母エスプリドパリ(父ハーツクライ)。水沢・佐藤雅彦厩舎所属のセン7歳。北海道白老町・(有)社台コーポレーション白老ファームの生産。通算42戦13勝(うちJRA22戦1勝)。

総獲得賞金は7862万5000円。主な勝ち鞍はみちのく大賞典(2024年)、青藍賞(2024、25年)、トウケイニセイ記念、シアンモア記念(2025年)、赤松杯(2025、26年)。馬主は瀬谷隆雄氏。

編集部おすすめ