◆米大リーグ ブルージェイズ―フィリーズ(8日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)

 ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)が8日(日本時間9日)、本拠地・フィリーズ戦に「4番・三塁」でスタメン出場し3回の守備で、“元巨人の攻防”が実現した。

 2016年に派遣選手としてキューバから巨人入りし、後に亡命して大リーグに移籍したフィリーズのホセ・アドリス・ガルシア外野手が2回に先制7号2ラン。

ブ軍は先発コービンが3回も乱調で、3四死球に連打などでさらに3失点。0-5とされ、なおも1死満塁とピンチを広げた上に、再びガルシアに打席が巡ってきた。

 岡本は0-2からの3球目をスイングしたガルシアの打球速度95・3マイル(約153・4キロ)の強烈な三塁線へのゴロに横っ飛び。倒れ込んで打球を止めると瞬時に起き上がり、迷うことなく本塁へ矢の送球。抜けていれば、走者2人は生還し、さらに傷口が広がるところ、体を張って失点を阻止した。本拠地は大歓声に包まれ、地元ラジオ中継は「カズマ・オカモトがホットコーナーでナイスプレーです。難しい当たりに飛び込んで、ホームにストライクを投げ込みました」と、正確な送球を絶賛した。

 ガルシアと岡本は2106年に巨人でわずかに重なっている。岡本は一軍定着する前だったが、今春フロリダ州での春季キャンプのオープン戦ではハグして再会するシーンもあった。元巨人の激しい攻防で、岡本はガルシアの打点を幻に。その回のピンチを脱したブ軍は、4回にも岡本が守備で魅せる。無死一塁から、ターナーの三塁ゴロを処理して二塁封殺。

実況ラジオは「岡本のこの日2つ目のファインプレーです。非常にスマートな動きです」とたたえた。

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