◆米大リーグ ブルージェイズ2―5フィリーズ(8日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)

 ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)は8日(日本時間9日)、本拠地・ブルージェイズ戦に「4番・三塁」でフル出場したが、4打数無安打2三振に終わり、連続試合安打は「6」、連続試合出塁も「14」でストップした。6月7試合目で初の無安打で、打率は2割3分1厘となった。

相手先発は今季メジャー左腕史上最長の50回2/3無失点を達成したC・サンチェス。岡本は2三振を含む3打席無安打と苦戦も、守備では元巨人同僚のA・ガルシア外野手のタイムリーを幻にする好守などで奮闘した。

 サイ・ヤング賞候補左腕に封じられた。第1打席は、代名詞のチェンジアップで3球三振。第2打席はシンカーを捉えたが、打球速度97マイル(約156キロ)、368フィート(約112メートル)の当たりは惜しくも中堅手正面だった。第3打席はファウルで粘るが、最後はチェンジアップで再び空振り三振。「コントロールが良かったです」と岡本はポツリ。岡本に対しての14球のうち、宝刀チェンジアップは計7球。うち4球が空振り、1球がファウルだった。

 今月6試合で全て安打を記録してきたが、第4打席も、2番手ケラーの前に左飛。6連続試合安打&14試合連続出塁は更新できず。打席では、悔しい結果となったが、ホットコーナーでは、この日も的確な判断と送球が冴えた。

 3回は元巨人で、2回に先制2ランを放ったガルシアの打球速度95・3マイル(約153・4キロ)の左翼線へのゴロに横っ跳び。倒れ込んで打球を止めると、瞬時に起き上がり、迷うことなく本塁送球。抜けていれば、走者2人が生還し、更に傷口が広がるところを体を張って失点を阻止した。本拠地は大歓声に包まれ、地元ラジオ中継は「カズマ・オカモトのナイス・プレー。難しい当たりに飛び込んで、ホームにストライクを投げ込みました」と絶賛したが、本人は「あれは、止めないといけないプレーです」と涼しい顔だ。

 ガルシアと岡本は、16年に巨人でわずかに重なっている。今春フロリダ州での春季キャンプのオープン戦では、10年ぶりの再会してハグするシーンも。”元巨人戦士の攻防”で、ガルシアの打点を幻にした岡本は、4回にも無死一塁からターナーの三ゴロで二塁封殺。ファインプレーを連発したが、試合は反撃及ばず2-5。ブルージェイズのシリーズ初戦は7勝15敗となった。

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