カーリング日本選手権 第3日(6月9日、神奈川・横浜BUNTAI)

 女子の1次リーグ(L)を行い、前回覇者で2月のミラノ・コルティナ五輪代表のフォルティウスが、昨年2位の北海道銀行に5―15で敗れて連勝が「2」でストップした。

 8日にリザーブに回った吉村紗也香がスキップでカムバック。

5―8で迎えた第8エンド。相手の仁平美来が最終投でダブルテイクで石をはじき出すとハウス内には北海道銀行の石が大量7つ。会場からはどよめきが起こり、女王チームが相手に握手を求め、敗戦が決まった。吉村は大量7失点に「記憶にないです」と今大会の初黒星に落胆した。

 開幕戦から2連勝と勢いに乗るかと思われたが、「予選のキーになる」(吉村)と見ていた試合で落とし穴が待っていた。連日、メンバーを入れ替える変幻自在な布陣で挑んでいるが、異例の6月開催。気温も湿度も高い中でのプレーで、めまぐるしく変わるアイスの変化を読み切れなかった。汗びっしょりかいた吉村は「終始、相手のペースだった。昨日とアイスも違って曲がり具合も違っていて、相手の方がアイスを読んで、先にいいポジションにショットを決めてきていたので、苦しい展開が続いてしまった。アイスを読み切れなかった。(氷は)本当に難しいです」と反省した。

 10日の1次リーグの最終戦はチーム御代田と戦う。

「もう1回チームで立て直して、まずは氷をみんなで読んでいくことに集中しながら、自分たちの置きたい場所だったり、相手の石をしっかりはじき出して自分の石を残すという基本ショットを、もう少し詰めていきたいなと思います」と前を向いた。

 大会の優勝チームは、30年フランス・アルプス地域五輪に向けた日本代表選考会への出場権を手にする。

 ◆日本選手権 男女10チームが参加し、2つのグループに分かれて総当たりで1次リーグを戦う。各グループの上位3チームが2次リーグに進み、再び総当たり戦を行い上位4チームが決勝トーナメントに進む。13日に男女準決勝、14日に男女決勝を行う。

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