米大リーグ(MLB)公式サイトは8日(日本時間9日)、各球団の番記者が選出した今季のトレード期限へ向けた各チームのトレード候補選手を紹介した。

 今季のトレード期限は8月3日(同4日)。

メジャーでは期限が迫ると、多くのトレードが行われる。ポストシーズン進出やワールドシリーズ制覇を狙える位置にあるチームは、より戦力を強固にするために、若手の有望株や余剰戦力を対価にして、即戦力の選手を獲得し、トレード市場の「買い手」となり、今季のポストシーズン進出が厳しくなったチームは、残りの保有期間の短い選手などを放出し、翌年以降を見据えて若手有望株を獲得する「売り手」となる。

 各チームに取ってみれば、トレード市場で「売り手」になるか「買い手」になるかは今後の1か月で見極めることになる。状況が大きく変わる可能性があるが、同サイトのトレード候補選手にはパドレスの松井裕樹投手(30)、レッドソックスの剛速球左腕・チャプマン、マーリンズの22年サイ・ヤング賞右腕・アルカンタラなどが名を連ねた。

 松井は今季、ここまで12登板で防御率1・45。故障で出遅れたが、まずまずの結果を残している。だが、パドレスはリリーフ陣が充実しており、勝ちパターン入りはできていない。5年総額2800万ドル(約40億円=契約時のレート)の契約は28年まで残っているが、同サイトでは「もしトレードしても、ブルペンの厚みは維持できるだろう。(ドレードで)見返りの期待できる魅力的な選手かもしれない」と分析した。

 通算380セーブで今季は防御率0・46のチャプマン(レッドソックス)は、今季が1年契約。チームが地区最下位に沈んでおり、放出の可能性は十分にある。アルカンタラ(マーリンズ)も今季が5年契約の最終年。

ほかにも22~24年に3年連続首位打者のアラエス(ジャイアンツ)、3、4月度の月間MVPに輝いたソリアーノ(エンゼルス)らも名を連ねた。

 一方で24年から2年連続サイ・ヤング賞を受賞し、トレード移籍のうわさが絶えないスクバル(タイガース)は「今トレード期限へ最大のビッグネーム」と紹介しながらも、タイガースの1人には入らなかった。

編集部おすすめ