◆報知新聞社後援 第75回全日本大学野球選手権記念大会▽1回戦 函館大2―1上武大(9日・神宮)

 16年ぶり4回目の出場となった函館大(北海道学生)が、3大会連続21回目の出場の上武大(関甲新学生)を2―1で破って初戦を突破した。

 試合の口火を切ったのは「1番・二塁」で先発出場した寺門史優内野手(3年=秋田商)だ。

初回フルカウントから最速151キロのプロ注目右腕・木口永翔(4年=筑陽学園)の148キロ直球を振りぬき、左中間席へ先制の先頭打者アーチ。「緊張しないタイプ」と自己分析する切り込み隊長は「1番としてなんとしても塁に出て、打ってチームに勢いをつけるタイプ。感触は完璧でしたし、うれしかった」と振り返った。

 16年ぶりの出場だが、冷静に相手投手を分析していた。「投球練習で変化球が抜けていたので、真っすぐで来るなと思った」と、狙い通りに直球を仕留めた。

 有言実行の一発でもあった。前日8日の練習ではチームメートに「明日、先頭打者ホームラン打つ」と予告。宣言した通りに、豪快なアーチをたたき込んだ。

 10日の2回戦では慶大(東京六大学)と対戦する。「試合をやってみるまでわからない。自分は負ける気はない。死んでも勝利にしがみつきたい」と闘志を燃やした。

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