バイオリニスト・高嶋ちさ子の実父で、 東芝レコード(現ユニバーサルミュージック)時代に「ビートルズ」旋風を巻き起こした伝説的プロデューサー・髙嶋弘之氏が9日、都内でデビュー曲「君のいない朝がくる」(10日発売)の発売記念イベントを行った。

 ビートルズの初代プロデューサーとして名を馳(は)せたが、92歳にしてCDデビュー。

作詞にきたやまおさむ、作曲に都倉俊一と縁のある2人を迎え、亡き妻へ贈るラブソングに仕上げた。

 デビューの経緯について「昨年は昭和100年。事務所で昭和歌謡を歌っていたら『昭和歌謡のコンサートやったらどうですか』と言われた。そうしたら、『CDもどうですか』と言われて、人の迷惑も顧みず、CDを発売することになりました」と説明。「下手な歌を聴いても死ぬ人はいないので」と笑わせると、椅子に座りながら全2曲を歌唱した。

 報道陣からはデビューに際し、娘のちさ子から何か言葉を受けたかと聞かれ「割と早めに(デビューすることを)言った時、別に何も言われなかったですね」と回答。今後もコンサートの予定もあることから、親子共演の可能性には「(お願いしたら)怒られますよ」と笑わせながらも「紅白歌合戦に出場したら伴奏で出してあげます」と饒舌に語っていた。

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