タレントの梅宮アンナが9日、都内で「フルコース がんと私と家族の日々」(10日発売、文藝春秋)の発売記念会見を開催。19年12月に亡くなった父で俳優・梅宮辰夫さんの晩年を振り返った。

 24年8月に乳がんのステージ3Aを公表したアンナ。同書では、辰夫さんが晩年に体重が落ちてしまったことや病気が原因で怒りっぽくなってしまい、アンナや妻・クラウディアさんにも怒りや嫉妬をぶつけることがあったなど、赤裸々につづっている。

 アンナは「他であまり言ってこなかったことを本で書かないと意味がないかなって。今まで言えなかったことに触れてみました」と、あえて辰夫さんの晩年の様子を公表。「腎臓にがんができて、取り除かなければいけないとなった。取った後に尿が出なくて透析になって、10か月で亡くなりました。病気で自分の体がいうこときかなくて、イライラしてしまう。最後は怒りっぽかった」と振り返った。

 最期の言葉はなかった。「亡くなる前の数日は話していないです。親子ケンカして話をしなくて亡くなってしまった。私たちの場合はケンカがあいさつみたいな。

それがコミュニケーションみたいなところもあったので、落胆はないです。私と父らしい最後だったと思います」と語った。

 辰夫さんは生涯で6回もがんを経験した。腎臓がんを患ったときには、アンナが腎臓の提供を申し出たことも。「お医者さんから『辰夫さんはがん体質なので、アンナさんがあげてもがんになってしまうかも。娘さんに腎臓を残して下さい』って言ってくださった」と赤裸々に明かした。

 父との別れから5年後、アンナも乳がんのステージAと診断された。「もし父がいて、わたしががんになったって言ったら、気が気じゃなかったと思うんですよ。もういいってって言うくらい心配する父だと思います」としみじみ話した。

 昨年、アートディレクターの世継恭規氏と電撃再婚した。SNSでは世継氏が辰夫さんと「似ている」と話題になっていることを報道陣から質問されると、「黒いからかな~。太陽浴びるの大好きなんですよ。

なんか似ているって言われるんですけど、似てないですよ。細いし。梅宮辰夫みたいな人はいないですよ。ただ、『具合が悪い』って言うと、(世継氏は)そんなに心配しなくていいよってくらい心配してくれる。お料理を作ったりとか、似ているのかも」。心配性や料理好きなどの共通点もあることを明かした。

 25年5月に再婚して、1年が経過した。「やっと合う人に出会えたと思っています。あの人も私じゃないとダメで、私もあの人じゃないとダメ。ケンカもできています」と笑顔を浮かべた。

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