◆プロボクシング ▽59・9キロ契約6回戦 藤木勇我―ウィラ・ミカム(10日、東京・後楽園ホール)

 アマチュアボクシングで49戦全勝(33RSC)を誇り世界ユース、全日本選手権など9冠を達成した「ザ・キング」藤木勇我(18)=大橋=が10日、東京・後楽園ホールでプロデビュー戦に臨む。9日は都内で前日計量が行われ、藤木が59・8キロ、対戦相手のWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級15位ウィラ・ミカム(28)=タイ=が59・4キロでクリアした。

 初の前日計量を終えた藤木は「気持ちが高ぶる。対戦相手と向き合ったら、本当にもう倒すぞっていう気合が入りました。明日に向けてしっかりリカバリーしたい」と話した。計量後の勝負メシは「焼き肉を食べようかと思っている」。試合当日は「一番動ける体重で、65、66キロぐらいでいこうかなと思っている」という。

 デビュー戦でいきなりメインイベンターに抜てきされた。「圧倒することが一番。KOですね。それしかない」とKO宣言。ファンに見て欲しいのは、持ち味の「ジャブ」だ。「自分の距離だったり、新しく取り入れたこともあるので、そこを見てもらいたいです」と意気込んだ。

 対戦相手のミカムは、昨年9月にWBOアジアパシフィック・ライト級王者・宇津木秀(ワタナベ)にも挑戦(2回TKO負け)しており、戦績は21勝(13KO)2敗とキャリアも豊富だ。

 藤木は2007年12月25日、大阪市生まれ。元プロボクサーの父・直樹さんの影響で、兄・勇利(現東農大)とともに小学1年からボクシングを始めた。大阪・興国高で計6度出場した高校全国大会(選抜、総体、国体)をすべて制覇。23年にアジアジュニア選手権(アジアユース)、24年にU―19世界選手権(世界ユース)、25年に全日本選手権を制し、アマ9冠を達成。今年4月、B級(6回戦)の公開プロテストに合格した。

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