8月19日に東京・後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル159」の主要対戦カードが9日、発表された。メインイベントのWBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチでは、王者・宇津木秀(32)=ワタナベ=が指名挑戦者の同級2位・高橋麗斗(25)=パンチアウト=を迎えて4度目の防衛戦に臨む。

 WBO5位、WBA6位など世界主要4団体でランク入りする宇津木は「高橋選手は強いので、油断せず練習してきたことを出して、また強くなったところを見せられる戦いをしたい。その先に世界がある」と意気込みを語った。

 挑戦者の高橋は、千葉・沼南高で高校3冠を達成するなど、アマチュア戦績58勝(12RSC)11敗を誇る。24年4月のプロデビュー以来6戦連続KO勝利中で「次の試合もしっかり倒してパーフェクトレコードを継続したい。位置づけとしては世界に行くための第1ステップ。強いチャンピオンにしっかり勝ちたい」と王座奪取を誓った。

 セミファイナルの東洋太平洋バンタム級王座決定戦では、同級6位・岡聖(23)=大橋=と同級7位の中山慧大(23)=六島=が王座を争う。当初は5月の王座決定戦でキム・ウーヒュン(韓国)と対戦予定だったが、キムの負傷により中止となっていた。

 岡は駒大時代の2023年に国体で優勝するなど、アマチュアで40勝(7RSC)10敗の実績を残し、25年4月にプロデビュー。デビューから3戦全勝(2KO)と無敗を守り、今回が初のタイトル挑戦となる。「この試合に勝たないと次のチャンスが先送りになる。ここは絶対に突破していきたい」と決意。

対する中山は、東洋大時代に岡と対戦して敗れており「しっかり倒してリベンジして、ベルトを取って次に進みたい」と闘志を燃やした。

 東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチでは、王者・吉田京太郎(29)=ワタナベ=が指名挑戦者の同級1位・韓亮昊(28)=六島=の挑戦を受ける。吉田は4月の前戦で日本王者・山口仁也(三迫)に2―1判定勝ちし、空位の東洋太平洋王座を獲得するとともに2冠王者となった。東洋太平洋王座の初防衛へ「次につながるいい内容でしっかり防衛を成功させたい。勝ったり負けたりでやっと手にしたベルト。そう簡単に手放すわけにはいかない」と決意。今年2月にWBOアジアパシフィック王座に挑むも判定負けした韓は「人生がかかっている。しっかりベルトをもぎ取りたい」と覚悟を示した。

 また同興行では、前東洋太平洋ウエルター級王者・田中空(25)=大橋=がウエルター級8回戦に臨む(対戦相手は未定)。田中は5月2日に東京ドームで佐々木尽(八王子中屋)に判定負け。今回が再起戦となる。

 大橋ジムの大橋秀行会長(61)は「もう1試合追加されて4大タイトルマッチになる。

中山聖也が(10日に)プロテストに合格したら、ここにプロデビュー戦も組まれる予定。目の離せない、熱い一日になる」と話した。

 主要対戦カードは以下の通り。

 ▽WBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチ10回戦

王者・宇津木秀(ワタナベ=18勝15KO1敗)―同級2位・高橋麗斗(パンチアウト=6戦全勝6KO)

 ▽東洋太平洋バンタム級王座決定戦10回戦

同級6位・岡聖(大橋=3勝2KO)―同級7位・中山慧大(六島=4戦全勝4KO)

 ▽東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦

王者・吉田京太郎(ワタナベ=8勝4KO4敗)―同級1位・韓亮昊(六島=5勝3KO1敗)

 ▽ウエルター級8回戦

田中空(大橋=5勝5KO1敗)―対戦相手未定

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