父の勢いに乗ってデビュー星を飾る。新種牡馬エフフォーリア産駒のインカルナータ(牡2歳、栗東・西園翔太厩舎)が、14日の阪神・芝1800メートルで初陣を迎える。

同産駒は、7日の東京5Rでジョドレルバンクが快勝デビュー。幸先のいい滑り出しを見せた。西園調教師は「先週勝ちましたしね。楽しみです」と期待を寄せる。

 母クッカーニャは芝1400~1800メートルで5勝したオープン馬。近親にはダートJpn1を4勝したユートピアがいる。母系から素質を引き継いでおり、西園師は「前向きさがあって、しっかり仕上がっています。時計も出ていますし、乗りやすいですね」と高評価。その言葉通り、7日には栗東・CWコースでラスト2ハロン11秒6―11秒2(全体6ハロン87秒9)と優秀なラップを刻んだ。

 宝塚記念デーの新馬戦は毎年好メンバーがそろう。20年ダノンザキッド、21年キラーアビリティ、22年ドゥラエレーデがいずれもホープフルSを勝つなど、後のG1、重賞勝ち馬が名前を連ねる。今年も、24年セレクトセールで2億4000万円の値がついたダイナマイクなどの素質馬が出走予定だ。

トレーナーは「この馬も血統馬ですし、恥ずかしくない競馬ができると思います」と手応え十分。“旬”の父に、さらに白星を届ける。(水納 愛美)

編集部おすすめ