◆報知新聞社後援 第75回全日本大学野球選手権記念大会 ▽2回戦 金沢学院大9―4天理大(9日・東京ドーム)

 4年ぶり5度目の出場の金沢学院大(北陸大学)が天理大(阪神大学)を下し、2010年の59回大会以来の白星を挙げ、初のベスト8に進出した。打線は2回2死一、三塁から8番・三島袈夢外野手(4年=常葉大菊川)の左前適時打で先制。

6回に同点に追いつかれるも、7回1死一、三塁から内野ゴロの間に勝ち越した。8回には相手のボークなどミスにも乗じて4得点を加え、試合を決めた。

 投手陣は3人の継投で10安打を浴びながらもリードを守った。この日「3番・二塁」で5打数3安打1打点と活躍した主将・山川悟輝(4年=海星)は「今までの最高がベスト16だったので絶対にそこは乗り越えようとチームでやってきた。その土台に立てたことをうれしく思います」と振り返った。

 オフに始動した新チーム。4年生は野手が5人、投手が2人の計7人と下級生に比べて数が少ない。そんな中で作り上げたのが「力のある選手がのびのびできる環境」だった。主将の山川を中心に4年生が下級生のサポートを積極的にするチームを目指して日々、声をかけた。チームの柱として努力を積み重ねた4年生に、角尾貴宏監督(55)も「4年生のおかげで下級生がのびのびできるチームが作れた。その4年生が今日活躍してくれたというところでまた一つ、チームがまとまったと思います」と賛辞を贈った。

 チームは11日、初の4強をかけ、関大(関西学生)と北九州市大(九州六大学)の勝者と対戦する。

目標達成に向けた大事な一戦に山川は「これからはプロ注目という選手たちも多く出てくる。今までやってきた練習を徹底して、あさっての試合も頑張りたい」と意気込んだ。

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