◆プロボクシング▽ウエルター級(66・6キロ以下)8回戦 〇永田大士(判定)小畑武尊●(9日、東京・後楽園ホール)

 ウエルター級8回戦で、元東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・スーパーライト級(63・5キロ以下)王者の永田大士(36)=三迫=が、元日本ウエルター級暫定王者・小畑武尊(27)=ダッシュ東保=を3―0の判定で下した。

 永田がプレスをかけて手数で攻勢を強め、乱打戦を制した。

ジャッジの採点は2者が77―75、1者が80―72のフルマークで、いずれも永田を支持した。試合後の控室では「もう少し涼しい顔で格好良く締めたかったが、反省が残る試合内容だった。これからウェルター級で頑張るには、まだまだ未熟。もう一度初心に戻りながら、加瀬(未佐登)トレーナーと一緒にまた頑張っていきたい」と振り返った。

 スーパーライト級で地域3冠を獲得した永田は、昨年6月に東洋太平洋&WBOアジアパシフィック王座の防衛戦で敗れ、王座から陥落。今年1月、WBOアジアパシフィック王座決定戦で李健太(30)=帝拳=に0―3で判定負け。キャリア12年目で初の連敗を喫した。ウエルター級に階級を上げ、3戦ぶりの白星を飾った。

 23年10月以来のウエルター級での試合だった。「フィジカル的な部分では全然怖さはなかった。自分自身、一番の敵は減量までの過程の練習内容だったり、自分の体の状態。今回はすごく手応えがあった。

適正体重だなと思った。まだウエルター級は始まったばかり。まだ未熟な自分がいるので、そこをしっかりと直していきたい」と手応えを口にした。

 所属ジムの三迫貴志会長は「連敗もあったし、諦めないでやってきて、一つこうして勝てたことは成果。ウエルターに上げて調整も順調だったし、適正体重だと思う。また課題も見つかったと思うが、今回の反省をまた考えて、一刻も早くタイトル戦線に絡ませたいとは思っています」と近い将来の地域タイトル挑戦を示唆した。

 戦績は永田が22勝(7KO)5敗2分け、小畑は14勝(6KO)10敗1分け。

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