◆日本生命セ・パ交流戦 2026 オリックス4×―3ヤクルト(9日・京セラドーム大阪)

 最後の最後に落とし穴が待っていた。連敗ストップが見えていた2点リードの9回。

守護神・キハダが崩れた。先頭の紅林に右前打を許すと1死後、西川を四球で歩かせ一、二塁に。中川に左中間へ適時二塁打を打たれて1点差にされると、続く代打・杉本の飛球は全身守備の左翼手の頭上を越える逆転の二塁打に。キハダはうつむき加減で三塁側ベンチへ歩を進めた。

 思いもよらぬ結末で今季初の5連敗。池山監督は「抑えを任せているのでここで負けたら仕方ない」と守護神をかばったが、「ストレートがちょっとずつ前に飛ぶようになってきている」と指摘。3敗すべてが交流戦に入ってから。力のあるパ・リーグの打者に打ち返されている。

 6月に入ってから試合前まで総得点が5と打線のつながりが課題になっていた。池山監督は「もう1回見直したい」とDH制になるこの試合でサンタナをDHに起用し、オスナに代わって塩見を4番に据えた。打ち勝つ野球を目指して勝負どころでの策としていた送りバントを多用。勝ち越した直後の無死二塁で長岡が投前へ送りバントを決めてサンタナの適時打につなげるなど、今季2度目となる1試合2度の犠打。

指揮官は「何とか点をというところを踏まえて」と説明。その執念も実らなかった。

 巨人と入れ替わって今季初めて3位に転落も、阪神も敗れたために首位とのゲーム差は1のまま。優勝争いにしっかりと踏みとどまっている。「我慢、辛抱という言葉が当てはまるが、こればかりは勝負事なので。今までがうまくいきすぎていたかもわかりませんし、こういう踏ん張りどころでズルズルいかないようにすることが我々の仕事。しっかり前を向いて、また明日、頑張っていきたい」と池山監督。落ち込んではいられない。

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