ホワイトソックスは9日(日本時間10日)、西田陸浮外野手(25)をマイナーに降格させることを発表した。5月25日(同26日)にメジャーに初昇格し、ここまで12試合に出場して29打数7安打の打率2割4分1厘、2打点をマーク。

本職は二塁ながら右翼を中心に守って守備でも存在感を示していたが、12日(同13日)からは大谷、山本、佐々木の所属するドジャース3連戦を目前にして無念のマイナー降格となった。

 西田は、大阪・枚方市出身で、東北高(宮城)を卒業後にマウント・フッド・コミュニティー大に留学。その後、オレゴン大に編入し、23年7月のドラフト会議でホワイトソックスから11巡目(全体329位)指名を受けた異例の経歴の持ち主。NPBを経ずにメジャーデビューしたのは、鈴木誠(マック鈴木)、多田野数人田沢純一、加藤豪将に続いて5人目で、日本の高校を卒業して、NPBを経ずにメジャーデビューした初の日本人野手となった。

 今季は傘下マイナーで2A、3Aで計44試合に出場。164打数53安打の打率3割2分3厘、1本塁打、12打点、15盗塁の成績を残してアピールに成功。2月のアリゾナ州グレンデールでのキャンプ中にはメジャー1年目の村上宗隆内野手(26)とともにトレーニングをしてサポートしたこともあった。昇格後には村上との同時出場もあった。

 ドラフト指名を受けた直後には「足とラッキーを見てほしい。運はいいんですよ。野球はもちろんですけど、米国の大学で野球をやりたい人もサポートしたい」と話していた西田。24年は127試合で49盗塁、25年は115試合で40盗塁と俊足をアピールした。

さらに、株式会社「ワンハネ」も設立して米国への大学への留学サポート事業なども手がけている。

 背番号は「51」を与えられ、グラウンド外でも明るい性格でチーム合流初日からチームに溶け込んでいた西田。再昇格を目指してマイナーで再び汗を流すことになった。代わって23歳外野手のモンゴメリーが昇格した。

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