ニチレイフーズ “炒めてきた時間は、誰にも負けない。”「本格炒め炒飯」発売20周年、冷凍炒飯に正面から向き合う〈ブランドの創りかた〉

記事まとめ

その中で課題となったのが、工業的に大量連続生産を実現することだった。炒飯はプロの料理人でも美味しく作れる量は2~3人前といわれる。これを工業化するのは至難の業だった。

ニチレイフーズが千葉に置く技術開発センターは製造設備の開発機能をもっている。当時、どこにも存在しない製造装置を独自に開発し、米の加工から炒め機への材料投入、凍結、包装まで一気通貫で行う製造ラインを完成させた。

開発スタートから3年以上かけて発売にこぎつけた。冷凍食品業界にとっても革新的な商品だったことから、発売当初からプロモーションには力を入れた。

プロサッカー選手(当時)ゴン中山(=中山雅史氏)をイメージキャラクターに起用。侍の衣装に「なぜにこれほど香ばしい。」というキャッチフレーズを使用した広告を投入した。彼の前向きでポジティブなキャラクターとともに、向上心や高みを目指す商品メッセージを前面に出した。

〈2015年の転機売上ナンバー1商品なのに大改良したわけ〉
「3年かけて満を持して発売したといっても、100点ではない。本物、本格を追求し続けて100点を目指しており、それは今後も変わらない」(城戸氏)。

発売からの20年は改良の歴史でもあった。炒め方、火力の変更や焼豚の内製化、ゴロゴロ感を際立たせるカットサイズの変更、卵の風味を立たせる炒め方、米と具材と調味料の一体感を持たせる工夫など、味や見た目について、モニター調査などから抽出した、その時々の課題を一つひとつつぶしていくことで総合力の向上に取り組んできた。

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